2012年11月25日日曜日

週末と音楽vol.9のお知らせ

関西では、連休最後の今日やっと青空が広がりました。
今まさに紅葉が見ごろの箕面の山!ハイキングやドライブがてら訪れる人々で大賑わいでした。

さて、11月はお休みをいただいていたR公会堂ですが、来月は少し趣向を変えて、年おさめ的トークライブを行う予定です。

ゲストに「今年はどんな一年だったか」を語ってもらい、その話を肴に食べ飲みしつつ、演奏も楽しんでしまおうという趣向。

出演者は、第一回目と同じ御三方を森田氏がブッキングしてくれました。
どんな風になるか分からないけど、楽しくやれればいいな~と思ってます!
森田氏の司会っぷりにも注目したいところです。


寒いので、お出しするものとしてポットシチューやヴァンショーなんかを考え中。
そろそろいちごも出てるし、フルーツグラタンもいいかも。
美味しいものをご用意しておきますね。



「週末と音楽vol.9」

12月22日(土)

出演:

 ムジカイーゼル

 丸尾丸子

 島田温泉


OPEN/18:00  START/18:30

料金:1500円





皆さまのお越しをお待ちしております。




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2012年11月12日月曜日

週末と音楽vol.8ライブレポート

10月の「週末と音楽vol.8」のライブレポートです!

妄想混入にあたっての商品お取り換えは受け付けかねまっす。



■鈴木庸聖

高い天井が続く長い廊下。その突き当たった奥から伝い漏れてくる音楽。
CDの音源を一聴したときにも感じたその印象は、ライブにおいても顕著でした。
確かに鈴木さんが目の前で演奏しているはずなのに、なぜかここではない何処かから聞こえてくるような、とても不思議な感覚に終始包まれたのです。
静かで優しい、聖堂の記憶をたどるような淡いギターがそうさせたのでしょう。







■毛利菜穂子

彼女がギターを鳴らせば、即座に展開されるパノラマティックなプラネタリウム・サウンド。
柔らかな声が持つ暖かさは、上質の薄衣に包まれる時のそれと同質で心地よい。
深い藍色の宇宙にポツンと浮かぶ惑星を思い起こさせるメロディー、歌。
全ての星座が彼女の音符になってゆくマジック!







■ポーの一族

今回は木内氏おひとりでの演奏。
豊潤な表現力を備えた…というよりも、表現すること自体が存在する動機であるかのような、まさしくNO MUSIC, NO LIFEなお方。CDのあの独特な世界を、アコースティックでどう演奏するのか想像がつきませんでしたが、シンプルなギターと声だけでも不足を感じることのない、むしろ新鮮な成立として楽しませて下さったのです。
完成された物語は、関節炎を起こした鈍い巨体などではなく、どんな演奏形態でも受け入れて再構築され得るものなんだなぁ、と思った次第です。






当日ご来場頂きました皆さま、誠に有難うございました!




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