2013年12月31日火曜日

週末と音楽vol.14の写真、そして年末のごあいさつ

先日の「週末と音楽vol.14 ~ことしも暮れだね~」、奈良と箕面の2daysからスルスルと日が経って、もう今日はなんと大みそかです。
遅くなりましたが、R公会堂の写真をUPします!ご来場くださったみなさま有難うございました。


柴田聡子@藝育カフェ sankaku

コハク@藝育カフェ sankaku

(撮影;R)

マイセス



アルプス



柴田聡子


(撮影;島田温泉)


 今年後半はルー・リード、かしぶち哲郎さん、大瀧詠一さんといった大御所の訃報が相次ぎ、音楽ファンの心に大きな喪失感をおとすこととなりました。
彼らの遺してくれた音楽ひとつひとつを、そっと大切に聴きついでいきたいと思います。

R公会堂にとって、今年は体制のチェンジ等もあり変化の1年でした。
そして来年は、なんだかいよいよ出航のときのような予感がしています。
港の荷物を積み残すことなく、次の場所を目指して岸を離れなければいけないような。

なんだか不安と期待で胸いっぱいですが、もろもろ頑張ろうと思っていますので、どうぞ来年も宜しくお願い申し上げます。

では皆様、よいお年をお迎えください!





2013年12月1日日曜日

週末と音楽vol.13の写真です(^^)

先日の「週末と音楽vol.13 ~aya tanaka November tour~」、おかげさまで沢山の方にお越しいただき、無事2days終了いたしました。
誠に有難うございます。


~R公会堂編~

(撮影 島田温泉)

3月33日



OOH



田中亜矢 


~ゆすらご編~

(撮影 るいちゃん)


長谷川一志



bikke



田中亜矢


ミニツアーの企画という初の試みはまったくの手探りで、ぽこぽこ立ちあがってくる課題にいっこずつ取り組むモタモタしたものでしたが、ライブに足を運んで下さったみなさまに素敵な音楽を届けることができたのなら、なにひとつ無駄なことはなかったな、と思います。
ご協力いただいた沢山の方々、出演頂いたミュージシャンのおひとりおひとりに、厚くお礼申しあげます。


本当に有難うございました。









R




2013年11月16日土曜日

田中亜矢インタビュー 「それまではほんとに曲なんか作れないって思ってたから」

田中亜矢 profile…現在尾道在住のシンガーソングライター。
2000年11月OZ DISCより1stアルバム「sail」をリリース、2003年6月SAL DISCより2ndアルバム「朝」をリリース。
オリジナルアルバムのほかコンピレーションCD、トリビュートCDなど多数参加。
バンド「図書館」(田中亜矢、近藤研二、イトケン、宮崎貴士)では09年に1stアルバム『図書館の新世界』リリース。

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田中亜矢の1stアルバム「sail」を聴いたのは、今からもう13年も前のこと。
リズムを投げ打つようなストロークと、梅雨どきのアジサイみたいにキレイな歌声で始まった「sail」、
一曲目がタイトルチューンだった。
聴いてすぐ、「あー、いい曲だなぁ」と思った。
あれから何回もあの曲を聴いているけど、聴くたびに「あー、いい曲だなぁ」と思う。
それが13年間続いているというのは、ちょっとした財産といってもいいんじゃないだろうか。
「sail」オビコメントのひとつに、
「ひとが歌いだすときって こんなかんじ。 チナツ(シュガープラント)」とあった。
こんなかんじ、とされているところが何なのか、あの、もう少し詳しく…なんて野暮なことを思いつつ。
お子さんが生まれ、住まいも東京から尾道へ移された、と風の便りに(まぁツイッターで)聞くにつけ、今の田中亜矢がどんなうたを歌うのか何だかとても気になって、関西でライブしませんか、とお誘いしたところ、嬉しいことに快くOKのお返事を頂いた。
そしてこの機会に、今まで気になっていたことをインタビューという形で伺ってみることにしたのだ。
「こんなかんじ」って一体どんな感じだったのか、もういっそ本人に聞いてみよう!と思って。


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○お子さん元気盛りで子育ても大変だと思いますが、リラックスで心がけてることはありますか?

A: そうねー、まぁ一つは、短くてもいいから自分の時間を持つってゆうことで。
最近は私が働いてないからずっと一緒に居たんだけど、
一時保育を週に一回利用するようにしたりして。
ほんとわずかだけど自分の時間をつくると、ずっと一緒に居るより一旦距離を置くとね。
精神的にすごく、なんだろ、リセットされるというか。

― あらかじめこの日の何時から何時までは空いてんだってのが分かってる空き時間と
不意に訪れる空き時間とでは、また気持ちが違いますよね。

A: 違う違う!なんか違うし昼寝中とかだといつ起きるか分からないし、
やっぱりその場にいるからどうしてもこどものこと頭から離れないし。
完全に頭から離せる時間っていうのがあると違うんだな、っていうのは最近の実感かなぁ。

― 自分の時間があれば、ぼーっとして何もしなくてもリラックスに…。

A: うん、そうなの。やっぱりこう何が大事って、完全に離れられるっていうことが大事で(笑)
そこで何をするかっていうのは別に何でもいいってゆう感じで。
そういう時間があるだけで違うな、っていう気がする。

― 思えばそんな時間はふんだんにあったわけですよね。以前は。

A: ねー、そう。前はね、そんな時間いくらでもあったからそんな貴重だなんて思わなかったけど。
やっぱり子供が出来てほんとに24時間一緒にいるっていう風になると。
ま、楽しいんだけど、子供と一緒にいる時間も。
でもやっぱりこう、ちっちゃーい疲れが毎日毎日たまっていく感じもあって。

― 分かるー。それってでもほんと気付かないんですよね

A: そう、気づかなくって。
でもいつの間にか色々あれもできないな、これもできないな、って
考えちゃうくせがついちゃうっていうか。
子供がいるからあれできないやー、みたいな。
でもそれを一度とりはらうと、あぁこれもできるしあれもできるじゃんっていう風に、
ま、全部できなかったとしても、そういう風に考えられるっていうか。
うん、前向きになる感じが。

― 決して子育てしてるから後ろ向きになるわけでもないけど。
やっぱ自分のことが後まわしになってしまうと、結局しんどい。

A: そうそう。
それで当たり前っていうかしょうがないっていう風に思いながらやってるんだけど、
でもやっぱり実はすごく我慢してる部分ってのがあるんだよね。

― その一時保育、これからも有効に使って是非ぼんやりタイムを設けて下さい(笑)

A: ふふ(笑)うん、活用したいな。
あともう一つ、子供が一緒にいてできるリラックス方法としては、
やっぱり自然にふれるっていうことかな、と思うけど。

― 自然はふんだんにあるでしょう~!

A: そうね、こっちにきてからホントにそれは恵まれてるな、と思う。
毎日必ず海辺まで行って潮風にあたるだけでね、全然気持ちのリラックス度が違うというか。
子供と一緒に居てきれいだねとか言いながら見てるだけで、すごく気持ちがいいしね。

― もともと散歩好きですもんね、亜矢ちゃん。

A: 散歩が趣味だから(笑)
また子供の視点でみた景色っていうのもあって、それはすごく面白いですね。

― でもそういう、こどもと離れてぼーっとする時間もリラックスになるし、
一緒に居て、のんびり過ごすのもリラックスになるんですね。

A: うんうん。

― 音楽…CDとか聴きます?今。

A: あぁ~、こどもと一緒にいる時間は全然聴かなくなった。
でも夜寝たあととかに、あたしも寝るときに自分でイヤホンして聴いたりとかは…最近してるかな。
やっぱ自分にとって音楽って個人的な楽しみなんだなって最近思う。
あんま人と共有して聴きたいな、っていうよりは、すっごい一人の世界になって静かに聴くのが一番好きかも。

― ジャンルは問わず?

A: 特にジャンルっていうの考えたことないけど、まぁ趣味は割と静かな音楽の方が多いかもしれない。

― その、音楽っていうか亜矢ちゃんは子守唄とか歌ったりすんですか?

A: うん、まァまァ…するねー。

― それって即興で?

A: あ、いやいや、もう、既成のうたですよ(笑)別に子守唄を敢えて歌ってはいないかな。

― あ、そうなんだ。

A: 普通に童謡みたいなので、割と静かめなというか、眠りそうな曲だったら。
例えば「ふるさと」とか「夕焼けこやけ」とか、ちょっと眠りを誘えそうな曲調のものを歌ってるかな。
あとは「おじいさんの古時計」とか。チクタクチクタクってゆうと眠くなるみたいで。

― 「ふるさと」とか亜矢ちゃんが毎晩歌ってくれるなんて、贅沢ですねー。

A: いや…普通ですよ(笑)

― え~、そんなことないよ。

A: 皆にそんな風に言われるけど、別に普通だよ。

― いや~そんなことないそんなことない!羨ましいですよ。

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○結構ライブ月に数本とか忙しい時期もありましたよね。
でも不思議とあくせくしてるように見えず…
はたしてこれまで音楽関係でテンパったこととかありますかw?

― ライブ、月に数本で忙しい時期もありましたよねっていうので。

A: うん。

― でも亜矢ちゃんってあくせくしてるように見えなくって。
フォークギターがね、一回壊れてガットギターでやりました、みたいなのあったじゃないですか。

A: うんうん。

― ちょっと焦ったけど、でもなんか気持ちよくできました~♪みたいな。

A: あはは…バカっぽいな(笑)

― 結局どうにもなんなかったわーってちゃぶ台バーン!みたいなのが見受けられなくって。

A: はは(笑)みんなそんなことある?ちゃぶ台バーンとかって。

― テンパりやすい人も中にはいると思うんですけど。

A: うーん。落ち着いてるねとか、緊張しないの?とか…まぁ、よく言われますね。
多分人並みにテンパったり緊張したりしてるのが顔に出てないだけと思う。

― そうなんですか?(笑)

A: ひとつにはね。(笑)
ほんっとよく言われるんだけど、でもなんかどうも顔に出ないみたいで。

― あはは(笑)

A: うん、でも実はすごい緊張してる時はしてるし。
あの、そう、出ない…出ないですね顔に。出ないみたいで。
自分は出てるかなって思うんだけど、出てないみたい(笑)
まぁあとはあれかな、何かなってその質問読んで考えたんだけど、
多分あんまり自分に高いハードルを用意しないっていうか。

― えぇー?

A: あそこまで行かなきゃ、って自分で高い目標を設定して、
そこまでギリギリ頑張る人っていうのも居ると思うんだけど。
あたしはそういう、頑張らないっていうか頑張れないタイプで。
自分のできる範囲でやっちゃうっていうかさ、よくも悪くも。
だからまぁ、こういうペースになってんのかなって気もするけどね。
やっぱ身を削ってやってるような人はさ、もっとわぁーってなったりするのかな。
うーん。

― でも適当にやってるようには絶対に見えませんしー…

A: あーまぁ(笑)適当にやってるわけではないんだけど(笑)
あの、うん、自分でできるようにやってるだけってゆう感じかな。
まぁ色んなタイプがあるからね。

― そうだね。

A: あと、例えばライブがいっぱい入ってる時にすごいつわりがひどい時期とかあって。
まぁあの、前の妊娠中にね。
最初はやっぱりどうしようって、うぁーってなるんだけど。
ま、でもちょっと考えると、トラブルもメッセージじゃないけどさ。
その機会に新しいことを試してみろとかさ、
何かに気づけっていうことなんじゃないかな、って考えるようにしていて。

― あぁー。

A: さっきのギターのことでいったら、いつも弾いてないギターで今回新しく試してみたら
何かまた違うものが見えるかもよ、ってゆうことだったり。
全然体調悪くて声が出ません、みたいな時も、あぁ声が出ないな、って落ち込んだら
それで終わりだけど、別に「うた」って大っきな声で歌うだけが歌じゃなくって。
呟くみたいに小っちゃい声で歌ったって、そこでまた違う表現ができる訳じゃない?
っていうふうに考えれば、まぁトラブルって逆にチャンスだったりするわけで。
あんまりそこでテンパりっぱなし、ってことにならないようにしてるけどね。
それはでも皆そうなんだと思うけど。

― いや、みんなそうじゃないですよー。めちゃ柔軟ですよね。

A: そうできない時もあるけど…。
でも、音楽は好きだからそうできる部分もあるのかもしれないね。
自分の好きじゃないことに関してはなかなかピンチをチャンスに変えにくいけど。

― そうですね~、ほんと。イヤイヤやってるわけじゃないですからね。

A: そうそう、もう全然、続けられてることが有難いことでしかないな、って思ってるし。


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○これまでの音楽活動の中で軸としてきたものはありますか?
そもそも一番最初曲を作り始めたきっかけは何だったのでしょうか。


― 田中さん1stリリースしてから13年。

A: ふふ。13年(笑)

― だって2000年の11月だから、1stが。ちょうど13年ですよ。今月で。

A: ねー、はや!

― 図書館や栗コーダーカルテットさんなど、切れ目なく着実に活動の場も広げられてきて。

A: うん。

― 1stの時は、田中亜矢ってフリーボの後輩というイメージで。
大学の時ハードロックやってるって言ってたんだっけ?

A: ハードロックー…あぁ、ガールズガレージっぽいのはやったりしてたかな。
まぁそういうのもやってたって話で(笑)静かなのもやってたけどね。

― 鍵盤やってたって言ってたっけ?

A: 鍵盤はたまに弾いたかなぁ。でもほとんど歌がやっぱりメインだったけど。

― あ、そうなんだね。
最初にね、宅録デモがそのまんまリリースになったっていうのは有名な話ですけど。
結構カヴァーとかも経ずオリジナルをドンって作り始められたような感じなんですけどね。

A: あー…それはね、あの、それには理由があるというか。
別に自分で曲を作りたくて作ったわけじゃないんですよあれは。

― え、そうなの?

A: なんか…そう、大学時代に音楽やってて社会人になってしばらくパタリとやってなくて。
でもやっぱりやりたいなぁって想いはずっとあって。
まぁ周りの人達からもやればやればって言われつつ何年か経っちゃったんだけど。
そしたら、25くらいのとき身近なね、音楽やってる人が、
じゃあもう何でもいいから曲作ってみなよ、って私に言ってきて。
で、それまでは自分に曲なんか絶対作れないと思ってて、
そもそもどうやって作ったらいいか分かんないし。
無理無理とか思ってたんだけど、もうどんな…ヘンなというか、どんな曲でもいいから
とりあえず一曲作ってみたら、みたいなこと言われて。
それでなんか必死こいてその時つくったのが、SAILっていう曲だったの。

― えぇえー!あれ、初めてつくった曲なの?!

A: そう(笑)

― うっそー!

A: あれが人生で自分が初めてつくった曲なの(笑)

― うっそー!

A: それまではほんとに曲なんか作れないって思ってたから。
でもやっぱり音楽やりたいなーって気持ちだけはあって。

― うん。

A: だから、じゃあそれには頑張ろうって思って。
とにかく一曲だけは作ろうって思って作ったのがあの曲だったんだけど。

― えー。

A: あの曲作ったら、なんかあれ?作れるかも、って思って。
こういうね、サビみたいなのがない曲だけど、一応曲として成り立ってない気もしないし。

― うん。

A: なんか…うん。
そしたらなんかあのアルバムに入ってる曲がこうスルスルスルって出来て。
あ、なんか出来た…みたいな感じで。
で、何曲かまとめてデモテープにして周りの人にちょっと配ってみたら、
結構、あの、評判がよくて。

― うんうん。

A: で、フリーボの石垣さんにテープ渡したら、OZディスクの田口さんにちょっと聴かせてみるみたいな感じで渡してくれて。
そしたら田口さんすごい気に入って、このままこれCDにしようみたいな話になった、って感じだったの。

― それって、え、大学卒業してから社会人になって25歳くらいの時でしょう?

A: そうそうそう。

― その時ライブとかって行ってたんですか?

A: 観に行ったりしてはしてた。SAKANAとかすごい今でも好きだけど、通ってて。
ほんとに音楽っていいなー、っていつも思ってて。

― でもそのとき別にポコペンさんと、音楽やってる人同士の付き合いはないわけですよね。

A: あぁもう全然ないない。遠くの人ですよ。あこがれの人ですよ(笑)

― その、曲つくれって言ってくれた人が居てくれて良かったですよ、私たちにとっては。
田中亜矢を世に出してくれたきっかけとなったわけだし。

A: まぁそうだね(笑)気にかけてくれた人たちには感謝だよね、やれやれってゆってくれて。
だから全然自分から行動起こしたわけじゃないんだよね。
ほんと周りの人にさせてもらった、ってゆう感じで。

― でも、きっかけを作ってもらえさえすれば一生懸命やりますよね。

A: そうそう、まぁそこまで言われないとやらないってタチだからね。
とにかく自信がないとやらないもんだから。

― でもエンジンかかるとすごいガガガガって動くよね。

A: うん…多分よっぽどやりたかったんだろうって、音楽が(笑)

― そうですよー。SAILが最初の曲だっつーのすごいなー。

A: ふふ(笑)でもあの曲は好きって言ってくれる人が結構多いから、
その時始まった勢いみたいなのがあるのかもしれないけど。

― そうですね、ほとばしる、ね。せきを切って。

A: うん。

― あのアルバムはいい曲ばっかりで。捨て曲なしの。

A: んー、そういってもらえると嬉しいけど。
それまではAメロBメロサビみたいなのがなきゃいけないんじゃないか、って勝手に思ってたから。
そういう曲は書けないって思ってたんだけど。
あ、これ出てもいいんだ、って思えたら…なんか書けるかも、って思ったんだよね。

― でも前提としてギターが弾けるってのがないとあんなのできないから。
あの時点であれだけギターが…亜矢ちゃんギターうまいもんね。

A: …うまくないよ~。あれだってすごい自己流だし。
コードとか知らないし。いつも適当に抑えていい音だなー、とかで作ってるからさ。
人に手伝ってもらう時にコード全然分かんなくって、何フレット押さえてます、みたいな。
あ、それはこのコードだね、みたいな(笑)そういう感じ。

― そういうエンジニア的な人がそばに居ると有難いですよね。

A: 一緒にやってるくれる人はね、やっぱりそのへんの能力がたけてるから助かるけど。

― ほんとほんと。
じゃあね、ずっとやりたいって思ってたってさっきも言ってくれたんですけど。
SAKANAとか観てて、やっぱ憧れっていうのが…あったんですかね、音楽に対する?

A: どうだろうね。
振り返ってみると、私はただ歌がひたすら好きだったっていうだけなんだな、と思うんだけど。
どうしても歌、うたいたかったのかな。
なんかそれしかないよね、ここまで続けてきたのって。
自分が歌いたくって、で、その歌を聴きたいって言ってくれる人がたまたまいる…ってゆうことだけかな。ここまでやってこれたのは。

― 別にそれは欲でもなくて、歌いたいっていう衝動、ですかね、なんだろうな。

A: 何だろうね…
でも多分、こう、聴きたい人が居なければ、人前で歌うことはしない気がするんだよね。
なんか、自分が好きっていうだけではさ。

― うん。

A: それは聴いてくれる人がいるから、歌えてるんだなっていう。
なんかほら、なんだろう、聴き手もコミでさ、ライブ、じゃない?
そこの音楽をつくってるのは自分だけじゃなくて聴いてくれてる人でもあって…
っていう気がすごくしてるんだけど。それがないとやっぱ続けていけないっていうか。

― そうですね、やっぱ完成されないよね。

A: うんそうそう。それが楽しくてやっぱりやってるのかな。
ただ自分で好きだから、一人でこう、歌うっていうのとは違うよね、なんか。
続けられてることがすごいけどね。もう、これだけのんびりやっていて。


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○2011年の東日本大震災があった翌月にご出産~2013年2月に尾道へお引越しと、
身辺で大きな変化が続いた時期がありましたが、当時日々の出来事をどのように
受け止め感じていたか教えてもらえますか?

― では…次なんですけど。

A: はい。

― 2011年の東日本大震災があった翌月4月にご出産されて、2013年2月に尾道へ移られて。
これは別に震災があるなしにかかわらず、ライフイベントとして大きな変化が続きましたが、
やっぱり震災をベースに考えること抜きにしては語れないこともあると思うんです。

A: うん。

― で、その時のことを振り返ってみた時、どんな感じで全体的に受け止めていたのか…
全体的ってのもざっくりしてるんですけど、教えてもらえますでしょうか。

A: そうだね…ひとことで表すのは難しいけど。
やっぱり震災が起きたときって、ほんとに臨月間近な感じのときだったから。
その原発事故の事とかもあって、色んな怖ろしい情報が飛び交っていて…

― うん。

A: うん…あの時はやっぱ、なんだろ、今まで感じたことない絶望感を感じてたね、毎日毎日。
もうほんと、なんかこう、心の中にある明かりみたいなのが…
ろうそくみたいなのが消える間近、みたいな心境でずっと何日も過ごしていたんだけど。
うん…その時に、もう自分が救われるために思い出したのって、こう、周りの人の笑顔だったんだよね。
みんな会えなかったけど、あの時はほんとに家に閉じこもってたし。
危ないから窓閉めて、換気扇も閉じて、家の中に居たほうがいいみたいな状況でさ。
おなかに赤ちゃんもいるし、余計ね、外にも出る気になれなかったし。
話せたとしても友達と電話でちょろっと話せるくらいだったけど。

― うん。

A: でもこう、自分の友達とか、大事なひとたちの笑顔をひとりひとり思い浮かべてくと、
ようやくなんかこう、消えそうな灯が消えないで、なんとか維持できてたみたいな感じでさ。
あの時はほんと、自分にとって何が大切なものなのか、っていうのが、よく分かった…なぁと。

― 特に臨月ってね、なんでこの時期にっていうのも…。

A: ね、こんな状態の世界に生まれてくるこどもって…
なんかもう可哀そう…っていうか、申し訳ないっていうか。
うん、どういう風にしてあげたら、っていうか…ホント何ともいえない気持ちになってたんだけど。
でもね、生まれてみたら、なんというか…そういう、こう、絶望感から救われたね。

― あぁー。

A: 子供はさ、全然そんなことと関係なく、ほんっとにもう、
生きよう生きようってエネルギーが体中から発散されててさ。
そこにはもう希望しかないし、前向きなものしかなくって。
だからそれを見ていたら、うん、なんだろう、すごく…救われた、っていうか。
うん、やっぱり絶望感からは抜け出したっていうか。
世界には希望があるんだ、っていうふうにすごく思えた。

― そうだね。申し訳ないとかって思ってる場合じゃないなこれ、っていうね。

A: そうそう。こっちの「申し訳ない」とかほんと関係ない(笑)
それで吹き飛ばされる何かはあったかなぁ、やっぱり。

― だけど普段その心の明かりをともしてるものって、やっぱ
コントロールできてる安心感っていうのもあるのかなって今思ったんですけど。
じゃあそのコントロールしてるって思いこんでいたものとかって何なんだろうって。
外にも出れないとか土壌汚染が、とか、日々深刻になっていって。
これほんとに日本で起こってることなのかなって。

A: そうだね、ほんと悪夢であってほしいっていう風に毎日思ってたね。
夢だったらどんなにいいだろうって。

― 毎日直面しないといけない辛さっていうのが。

A: そうね…本当に、この世の地獄を見た、って感じだった。

― あれからそれこそ何かが収束したわけでもなんでもなくってね。

A: うん…そうだねぇ…。
うーん、あれから結構時間が経って、忘れかけてくる感覚とかもやっぱりあるけど。
やっぱりあれは忘れてはいけないというか。

― うん。

A: まだ全然続いてることなのに、もう表面的にはやっぱり元に戻りつつあるところもあるから。
そこはね、自分でちゃんと見ていかないと、ってすごく思う。
何が大事かっていうことが分かったのに…またそれを忘れて同じことを繰り返すって、
それではいけないし。自分にできることをやってくしかないかなと思うけど。

― ああいうことがあって、今までの惰性的な全てから抜け出して、
新しい感じが始まるのかなって思ったんですけど。

A: うん。

― あぁこれすごいズルズル元の方に戻っていくようになるんだなって。

A: 世の中はねー、不思議なことにね。
あれだけのことがあってまだ学べない社会って、すごい…よね。

― 明らかにこれ、誰が見てもおかしいよって私思うんですけどね。

A: ねー、でもそういうことが普通にまかり通ってるもんね…ありえないことに。
でもほんと自分の身の回りの意見っていうのは少数派なんだなって、日々実感だよね。
体感してる世論と世間とか、すごく離れてる感じがする。

― そうそう。「えー、そうなの?知らない、そうなんだ」って感じですからね…。

A: そうなんだよね…ほんと、世の中はそうなんだよね。
私たちの周りはさ、やっぱり、あの、類は友を呼ぶ的な感じでさ、
楽しい事も社会の事も両方考えるの当たり前、っていう…
それ同じことだからって意識がベースにあるから、お互い友達なんだろうけど。

― 自分がそんな、世界を変えていける人材だとかは思わないですけど。
子供とも意見交換しあって、彼が大人になったとき、周りとのつながりから
また世界がちょっとでも動いていけば。

A: そうだね…ほんと自分のできることやるしかないよね。

― ねー。あと、尾道に移られてから、こう、私変わったな、ってとこあります?

A: そうだなぁ、私自身はそんなに変わってないけど。
でもやっぱりこう、田舎ってそんなにやることの選択肢が多くないじゃない。
都会と違って。

― そうだね。

A: で、東京に居る時はさ、ほんと何でもあるし。もうね、やることもたくさんあるし。
何でも選べるから逆に選べずに何もやらなくて終わる、みたいなことが
多かったような気がするんだけど。

― あー、うんうん。

A: なんかこっちではさ、もう、選択肢すごい限られてるから。
ほんとに例えばイベントにしてもね、誰かが近くに歌いに来るとかだったら、
もうそれ聴きに行かなきゃなかなか他に機会がないわけだし。

― うん。

A: そういう意味ではすごくシンプルになったっていうか。
やりたいことは、もう、やる。

― うんうん。

A: で、毎日やることもそんなにないから。
もう、毎日散歩行って、ご飯食べて、散歩行って、ご飯食べて。

― うん。

A: 寝る、みたいなさ(笑)

― あはは(笑)

A: でもそういう生活に対して、なんか大したことやってないな今日、って感じではなくって、
割と充実感はあるっていうか。

― うん。

A: 友達もさ、会えなくなるな~なんて思いながら引っ越してきたけど。
結構来てくれるんだよね、友達が。まぁ尾道だからっていうのもあるけど。
逆に東京居た時よりも割と人と会ってるかも、と思うくらい、人と会ったりもできてるし。

― うんうん。

A: 音楽もバンドとかも、しょっちゅう活動してたわけではないから。
こちらから行けるタイミングでライブ演る、とかでも十分続けていられるし。
こっち居て特に不便を感じたことってなくって。
逆に色んな選択肢について迷ったりする時間がなくなって。
なんかシンプルになって暮らしやすいな、っていう実感があるかなぁ、うん。

― ね、亜矢ちゃんの本来の性質と今のライフスタイルってマッチしてますよね。

A: うん、そうなのかもしれない。
もともと私も何年か前から東京を出て地方で暮らしたいなっていう想いがあって。
うん…なんかもう東京人いっぱい居すぎるし(笑)
何も自分がここに、積極的に居たい理由がないのに居ることもないしな、ってずっと思ってたの。

― ほんと~。

A: えぇ。チャンスさえあれば、って思ってたんだけど。
ま、ダンナも同じ考えで、自分で希望してきたっていう部分もあるんだけど。
仕事の転勤っていうチャンスがあったから来れたのは、とてもいい転機だった。

― 選択肢がありすぎると逆に選べないっていうのは。なんかそういう研究もあるしね。

A: ん?そうなんだ。

― そうなんだよ。ジャムの味を36種類くらいある場合と6種類くらいに絞った時に、
買ってく人の数が、やっぱ6種類くらいの時の方がみんな買うんだって。

A: なるほど~。

― もう36種類になると、迷いすぎて結局試食はいっぱいするんだけど何も買って帰らない、っていう。

A: あー、すごいそんな感じだね。うんうん。科学的に証明されてるわけだ。

― そうそう。証明されてるんですよ~。


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○尾道でお勧めのスポットを教えてください!

― じゃーね、最後ねぇ。

A: なんだっけオススメスポットだっけ(笑)

― そうなんですよ。
例えば友達とか来たらここ連れてってる、ここからの眺めがいいよ、みたいなとこってあるの?

A: あー、うんうん、多分一般的な情報とそんなに変わらないような気もするんだけど。

― うんうん。

A: でもやっぱり一番のお勧めというか、やっぱり尾道らしいといえば、
いわゆる映画とかに出てくる坂道とか階段があるエリアかな?
山の手に、こう、急斜面みたいなところに古い家がばーってはりついてて、
まぁそこの街並みがやっぱりすごく面白くて、入ってくとほんと迷路みたいで。
バイクすら通れない道がたくさんあるんだけど。

― へぇ。郵便局の人は大変だね。

A: 大変大変~。もう宅急便屋さんもね、あるところまで行ったらそこからは
手で運んだりとか転がして運んだりとか。すごい大変そう。

― 引っ越しとかできないですね

A: あ~、まぁでもやってるだろうね。別料金なのかなぁ。

― 別料金?尾道プライス(笑)

A: 別料金にしなきゃ割にあわないくらい、多分大変だと思うんだけど

― 尾道、坂道の写真とかよく見るよね。

A: そう、あれはやっぱり尾道の独特な風景で、すごく風情があって。
あの辺の町並みはいいですね。

― やっぱり土地の方が多いのかな。そういう、入り組んだとこに住んでる方たちっていうのは。

A: あー、あのねぇ、やっぱり高齢化が進んでるから、空き家が結構増えていて。

― へぇ。

A: で、そこにほかから移住してきた若い人たちが入ってきたりはしてる。
空き家再生プロジェクトっていうのがあって、そこで空き家の斡旋をしたりしてるんだけど。

― でも、広いでしょう?その、空家っていっても。

A: あー、でも結構立て込んでて小っちゃいおうちも多い気がするけど。
長屋とかもね、多いし。

― 長屋とかあるんですね。

A: あるある。友達が築100年の長屋に住んでたりするけど。

― ほー、すごいね。

A: やっぱりそういう土地だから建て替えとかも大変なのかもしれないけど、
もうとにかく古いおうちが多くって、それがすごく味わい深いんだけど。
あとはやっぱり、戦火を免れたってのは大きかったみたいだけどね。

― あ、そうなんだ。

A: 尾道は、うん。だからお寺とかもさ、ちゃんとこう残っているし。
すごい数のお寺があるけど割とその、古い状態のままで残ってるお寺とかもあるから。
やっぱりそういう意味でも、うん、ほんとに昔の風景が保存されてる珍しい土地なのかもしれないよね。

― あと広島尾道っていったら魚が美味しそうなイメージもありますけど。

A: うん、美味しい美味しい、やっぱ地の魚は美味しい!

― 港とかに朝市立つんですか?

A: そういうのはあんまないんだけど、商店街にぽつぽつ「晩寄りさん」っていう行商のおばさんがね、
朝午前中とかにとれた魚を売りに来てたりする。
それも最近どんどん後継者がいなくなって、晩寄りさんも減ってるみたいで。
ほんとにぽつぽつしかいないんだけど。うん、そういう人たちがいたりとかするけどね。

― へぇ。

A: あとはもう普通にスーパーで売っている地魚とかも、ちゃんと美味しかったり、うん。

― あんま見ない地魚とか普通にスーパーに並びますよね、地方っていうのは。

A: うん、そうそう。名前も初めて聞いたのとか、結構こっちに来てあったかな。

― 今から牡蠣のシーズンじゃないですか~。違う?

A: あー、そうだよね、牡蠣ね。

― そっち、尾道ってどうなんだろう。

A: 尾道、どうなんだろう。あたしこのシーズン初めて体験するからちょっと分かんないんだけど。

― 広島っつったら岩牡蠣みたいなイメージがあるんですけど。私もう牡蠣大好きなんで。

A: そうだよね、あるね。尾道はどうなんだろうね。

― ねぇ!いいじゃないですか岩牡蠣!

A: ねぇ(笑)どうかな?うん、楽しみだね、これから。


**************************************************************

― 今の予定でまた図書館とか決まってるものっていうのはあるんですか?

A: あ、ライブとかリリースとか?

― そうだね。リリースとか。

A: あ、えーと図書館はこれからアルバムを年末年始くらいからちょっと手をつけましょうかっていう話はしてて。

― へー、楽しみ!

A: 来年には新譜を出したいね、なんとか…って話はしております。

― 本当?楽しみです。
私こないだyojikとwandaさん観に行って、その時イトケンさんが叩いてらっしゃって。

A: あー、はいはい、うんうんうん。

― 私その時初めて見て。
あとでクレジットみたら図書館の人だ!とか思って。

A: ふふ(笑)。イトケンさんってすっごい色んなことやってるからね。

― その日もね、大阪で2時くらいから始まる早いライブだったけど、
終わったあとにこれから神戸なんだ、ってびゃーって神戸行って。

A: そうだね、一日でダブルヘッダーとか結構やってるもんなぁ。

― 年季の入った木琴を叩いてました。

A: おもちゃ楽器とかも色々使ったりしてるもんね。

― ね、どんなアルバムになるのか楽しみだ~。

A: ねぇ~。私もバンドはすごい楽しいから、楽しみ!




(インタビュー&構成; 長辻利恵)

週末と音楽vol.14のお知らせ

いつもブログをご覧下さり有難うございます。


XTCの「Season Cycle」という曲の一節に、「Who's pushing the pedals on the season cycle?」というところがあって、今のような季節の変わり目にはいつもこの歌詞を思い出します。
空の様子ひとつとっても季節ごとに特徴があるわけで、この約束ごとが絶え間なく続いている不思議さを思うと、ついさっきのフレーズを口ずさんでしまうのです。

Who's pushing the pedals on the season cycle?


さてさて。
12月の「週末と音楽 vol.14」、詳細が決定しましたのでお知らせいたします。

今回は柴田聡子さんをお呼びして、箕面と奈良の2か所をまわって頂くミニツアーを企画してみました。
奈良の会場となるサンカクさんは、以前ダンスホールだったという広いスペースで、天井にはミラーボールもあったりして、現在は主にアートの展示をされている素敵なギャラリーカフェです。
柴田さんとコハクのツーマンライブ、ゆとりある空間で寛ぎながらお楽しみ頂けると思います。

R公会堂ではアルプスとマイセスという、これまたステキな2バンドにご出演頂くことがかないまして、日曜の少し早目の時間から始めますので、1バンドずつたっぷり楽しんで頂けたらと思っています。

以下詳細です↓↓↓↓↓

●12月21日(土) 

藝育カフェギャラリーSANKAKU
HP; http://aalabo.com/
〒630-8365 奈良市下御門町28-1 二階

・ 出演:柴田聡子、コハク

・ OPEN/19:00 START/19:30

・ 投げ銭+1オーダー



●12月22日(日) 

R公会堂
〒562-0043 箕面市桜井2-10-5 桜井市場内

・ 出演:柴田聡子、アルプス、マイセス

・ OPEN/16:30 START/17:30

・ 前売1500円、当日2000円


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◎フード、ドリンク別途販売いたします。

◎ご予約
 ご連絡の際、お名前、予約人数をお知らせください。
(予約が定員に達した場合、受付を締切らせて頂きます。予めご了承ください)

 【R公会堂】
  ☆メール r.koukaidou@gmail.com
  ☆Twitterリプライ @RPublicHall

 【藝育カフェギャラリーSANKAKU】
  ☆メール sankaku_in_nara@yahoo.co.jp
  ☆Twitterリプライ @aa_Sankaku




皆様のお越しを心よりお待ちしております(^^)



R



R公会堂へのアクセス

【阪急梅田駅からおよそ21分】
急行宝塚線で石橋駅下車、阪急箕面線に乗り換えて一つ目桜井駅下車。
桜井駅から徒歩5分ぐらい。



道順を掲載しますので、ご参考になさって下さい。

桜井駅改札を出たところ




改札出てすぐ右へ折れ、ロータリーを通ります




桜井スーパーマーケットを通り抜けます



てくてく





右手に進むとすぐ踏切があります


ダイエーを左に見つつ直進



てくてく



左手の小さな曲がり角を左折



てくてく



右手に薬局が見えたら



すぐ横が市場の入り口です



てくてく行くと、左手にR公会堂があります

2013年10月10日木曜日

週末と音楽vol.13 田中亜矢 November tour 2days


皆様、誠にご無沙汰しております、Rです。

前回の5月から長らく間があいてしまって、次のイベントを楽しみにして下さっていた方ごめんなさい。
梅雨を避け暑さが引くのを待っていたら、あっという間に半年経ってしまいました。
あらためて下半期、気を引き締めて頑張る所存ですので宜しくお願いします!

遅くなりましたが、こちらはvol.12(5/25)の際のお写真です。


*** バチカ ***




*** 松阪崇久 ***



*** 藤江隆 ***



ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました!!
なおこの日のライブがきっかけで、藤江隆さんは8月に箕面で行われた音楽フェス「Minohva」に出演なさいました。
R公会堂がつながりの場となったこと、とても嬉しく思います。
それとてもう二か月前のお話なわけで…アワワ。



かわりまして、11月のイベント詳細が決定しましたのでお知らせします。

今回少し長めのタイトルなんですが、
「週末と音楽vol.13 田中亜矢 November tour 2days」
と題し、田中亜矢さんの二日間ツアーを企画いたしました。
開催場所はR公会堂と喫茶ゆすらご(京都)の二店舗となります。

田中亜矢さんは現在尾道在住で、関東をベースに活動するバンド「図書館」のメンバーとして
もご活躍のシンガーソングライター。
なかなか関西方面にソロでお越しなることがありませんので、今回は貴重な2daysとなるでしょう。
もちろん共演のバンドも素敵な面々での布陣となり、2daysどちらの日程を選んでもハズレなし!
是非みなさまに足を運んでいただきたいと思う次第です。



■11月23日(土) at R公会堂

 出演;田中亜矢、3月33日、OOH(井上智恵、増田哲治)
 
 OPEN/15:00 START/15:30

 Ticket/前売り1500円、当日2000円

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■11月24日(日) at 喫茶ゆすらご

 出演;田中亜矢、bikke(Lovejoy)、長谷川一志(ラブラブスパーク)
 
  ライブSTART15:00

 Ticket/前売り1500円、当日2000円(要1オーダー)

http://coffee-yusurago.blogspot.jp/

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◎フード、ドリンク別途販売いたします。

◎ご予約
 ご連絡の際、お名前、予約人数をお知らせください。
(予約が定員に達した場合、受付を締切らせて頂きます。予めご了承ください)

 【R公会堂】
  ☆メール r.koukaidou@gmail.com
  ☆Twitterリプライ @RPublicHall
  ☆電話 072-734-6477

 【喫茶ゆすらご】
  ☆メール moyashirecords@yahoo.co.jp
  ☆Twitterリプライ @cafeyusurago
  ☆電話 075-201-9461
(電話受付は営業日のみとなります。
 営業時間等はhttp://coffee-yusurago.blogspot.jp/でご確認下さい)

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皆様のお越しを心よりお待ちしております。






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2013年4月29日月曜日

週末と音楽vol.12のお知らせ


GW前半最後の日って、休みを休む体力が蓄えられた一番いいコンディションのときなのに、なぜ明日からまた平日だなんて意地悪をおっしゃるの?

そんな愚問に答えてくれる暇な人など、当然断然いないのでした。

それよりもコレ!

5月の「週末と音楽vol.12」の告知です!



「週末と音楽vol.12」

 5月25日(土)

 出演;藤江隆、バチカ、松阪崇久
 
 OPEN/17:00 START/17:30

 Ticket/1500円


◎フード、ドリンク別途販売いたします。

◎ご予約
  ☆メール r.koukaidou@gmail.com(受付締切:5月25日14時まで)
  ☆Twitterリプライ、FaceBookコメント(受付締切:5月25日14時まで)
  ☆電話 072-734-6477(受付締切:5月25日16時まで)
 ご連絡の際、お名前、予約人数をお知らせください。
(予約が定員に達した場合、受付を締切らせて頂きます。予めご了承ください)


5月も錚々たる顔ぶれでお届けする「週末と音楽」!
梅雨支度にはいる前の清々しいひと時を、素敵な音楽で一緒に楽しみましょう!




《出演者ご紹介》

藤江隆

冬支度やマーミラーズのギター、安田さんの推薦でお越しいただけることになったシンガーソングライター、藤江隆さん。軽やかなトーンとスモーキーな歌声、少しユーモラスな歌詞が魅力です。

【ライブ動画「青いシャツ着て」 at ワンドロップ】http://youtu.be/ealrA3SNfp0


バチカ
パパピププPEPOやPARADISKAなどのバンドで活動する小関幸さんのソロユニット。
「風景が見える音楽」と称した、アコースティックベースに優しいボーカルが品良くコラージュされた音作りをされています。

【SoundCloud】 https://soundcloud.com/batica_kun


松阪崇久

80年代ニューウェーヴをルーツに感じさせる、流麗なメロディーとビートの効いたクリアなアコースティックギター。バンド、ソロ活動のほか自身でライブ企画も行い、チンパンジーの研究にもたずさわる多才なお方です。

【mySpace】http://www.myspace.com/forestjp



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